当院では、「血液透析患者の貧血管理におけるダルベポエチンと補助的エポエチン投与の効果について」過去の検査データを情報収集し解析する研究をおこなっております。
※この研究は、治験ネットワーク福岡倫理委員会の承認(IRB#11001122;
Registration#13-E16)を得て行っています。
この研究の目的は、
当院では、ダルベポエチンの投与量はあまり頻繁に変更することなく、エポエチンで微調整をする方法で、よりきめの細かい貧血管理をおこなっています。2007年以前のエポエチン単独の時期とダルベポエチン導入後の貧血管理について、ヘモグロビン目標値(11g/dL)からの変動幅が本当に少なくなっているのかどうかを比較検討すること。
対象の患者さまは、
①2006年4月1日~2007年3月31日の1年間(エポエチン週3回投与の時期)
②2008年4月1日~2009年3月31日の1年間(ダルベポエチン週1回と補助的エポエチン投与の時期)
①および②の期間に当院外来にて通院血液透析をおこなった方です。
研究の方法は、
対象となる患者さまを被験者として登録し、下記の臨床情報を診療録より取得します。
① 年齢 ② 性別 ③ 透析歴(年数)④ 原疾患診断名 ⑤病歴に関する情報 ⑥ 該当期間中のエリスロポエチン製剤の投与量、鉄剤の投与量 ⑦ 検査データ(ヘモグロビン値、血清フェリチン値)
貧血管理は改善したか? エポエチン製剤の使用量は減少したか? 鉄剤の使用量はどうか? 体内の貯蔵鉄の指標である血清フェリチン値は、どうか? ダルベポエチンの時期の、薬剤費は高くなってはいないか? を比較検討します。
研究期間は、
承認日~平成27年3月31日
本研究において患者様の個人情報は、十分に管理し、外部に漏れることのないよう留意します。本研究により得られた結果は、医学の進歩のために学会にて公表する予定ですが、患者様の個人情報が開示されることはありません。
この研究により、現在の方法が従来の方法よりヘモグロビン値の変動が少ないことが明らかになれば、今後の血液透析患者様の貧血治療におけるエリスロポエチン製剤の使用方法の工夫に寄与することになるとおもいます。また、それにより、より安全で、生命予後にも有利な投与方法として確立することになるでしょう。
この研究についてのお問い合わせや、カルテ情報の利用を希望されない方は、以下の問い合せ先までいつでもご連絡ください。
お問い合わせ先
医療法人至誠会 島松内科医院
理事長 島松 和正
〒818-0072 筑紫野市二日市中央5-5-16
TEL : 092-922-2052
FAX : 092-920-1768
MAIL : enblancetnoir@aol.com